歩く布団

こんにちは。
天気図の冬将軍が
最近すごいヒゲの濃い将軍として
描かれていますよね。。。(←納得)



現場、進んでいます。


今はサッシュも入って断熱材も入って
内部の合板張りかけといったところ。
屋根もできましたよ。


秋に工事が始まって
建て方が12月の半ばだったのですが
そのときは本当に雨が降るやら
ヒョウが降るやらもう大変な天候で
(←これ普通ですよ、、と現場の人たちは涼しい顔でしたが、、)
北国の気候に慣れない私は
図面も普通に雨天にしっかりさらされる仕様で
途中から図面が読めなくなるという有様でしたが
監督さんはしっかりクリアパウチ仕様にされていました。。


。。さすがだ。。。


そういうわけで
すっかり震え上がった私は
それ以来、寒さへの恐怖から「歩く布団」と化して
現場に向かっているのですが
あ、、あれ、、?
前回はちょうど冬将軍離席中につき
どこの着だるまだ?状態で恥ずかしかった。。



まずは電車でこういう風景に出会うので
ここで一気に緊張感が高まります。
うわさの豪雪地帯です。



でも山を越えると意外や意外、、なんですよね。
この日は結局雪が降るどころか
積もってもいませんでした。。。


そして現場におじゃまします。。。。



ちょうどユニットバスが入ったばかりでした。(左手の)


説明が前後しますが
1階がほとんど美容室で(住宅の玄関や収納なんかはありますが)
2階が住宅という建物です。


住宅の機能はほとんど2階にあるんですが
メンテナンスのことを考えて
今回はフルユニットバスにしました。


駅から現場まで足がないので
お施主さんのお母さん(おばあちゃま)に
車で送っていただいているんですが
「みんなもうお風呂入ったよ〜」とおっしゃっていました。笑


お施主さんのお宅のご近所が現場なので
みなさん毎日様子を見守られているとか。


それからこれが2階の住宅にある「インナーテラス」から
1階のお店の様子を見たところです。



インナーテラスというのは私の造語です。笑


北国で冬は曇天が多いので
外のテラスは別にあるのですが
冬も使えるテラスができないかな、、と思って。


イギリスの大英博物館の改装
大きなガラス屋根に囲われた場所が好きなのですが
イギリスみたいな雨が多くてうっとうしい冬の多い地域では
こういう場所が喜ばれるんですよね。。


なんだかそういう場所になるといいなと思って
今回の計画の一番の目玉はここ、と思っています。


キッチンに立ってみるとこんな感じです。↓



手前に見えているのがそのインナーテラスです。
要するに室内化されたテラスってことです。↓



もうちょっと前進して下を向くと
最初にご紹介した
1階の現場の人たちが見える写真へとつながります。



店舗兼住宅の場合
店舗を使っていないときスペースがもったいないので
住宅をより広く感じるためにも
何かこういうつながりを持たせられれば
いいのではないかと思いました。


お店は美容室になる予定ですが
美容室っぽい美容室にはしたくないというのが
お施主さんの意向でして
もっと気軽にぶらっと人が集まって
三々五々帰っていくような場所にしたいとのことから
たとえば美容室だけじゃなくて
大きな壁に映像をうつして映画の上映会だとか
あんなことそんなことも
こういうロフトがあればできるかも?と思いました。


、、あ、自分で言っちゃいましたが
インナーテラスとか言っておきながら
言ってしまえば、ただのロフトなんですけどね。笑


そんなわけで。


現場はちゃくちゃくと段取りよく進んでおります。


、、引き続き、がんばりますよ!!