明日の天気は左官屋さんに聞くに限る


こんにちは。
今日は短いお知らせです。


ウェブサイト、トップページのみ更新してみました。
更新ままならないブログですが
ウェブサイト本体はなななんと半年ぶりの更新でございます。。
本編は少し落ち着いてからの更新としたいと思います。


今回も写真をとってもらった入交佐妃さんの写真は
まるで絵本のようでいい空気感です。
いつもほんとにありがとうございます。
(とここでお礼をいってみたりする



住宅の現場はここからこそがんばらないと、の正念場となってきました。
ここ増えてきたシナの壁の小口処理ですが
シナ合板は小口が黒いから見えない側を小口にするか、
小口テープか木枠でおさめるか、、など
いろいろ方法はありますが
今回、大工さんの選択の方法は
「ヒモ」という建具屋さんでつくってもらう
5.5mm四方のほそながーいキューブの木を端部に貼るというもの。


これが超が15個つくくらいの地道きわまりない作業で
お部屋になっているウォークインクローゼットはいざしらず
収納という収納を全部このヒモでおさめようとする大工さんに
(このヒモの紙ヤスリ処理を指示された中堅大工さんが
また体のしっかりとした体育会系の方で
この超地味な作業がイジメとしか思えないマッチングだったりします)
「見えないところまで全部しなくても・・」と言ってみましたが
「あかん!」と首を横にふられました。


最近私がとめるほどのものすごいこだわりと
プロ意識たっぷりの大工さんたちです。
うん。現場との一体感も出てきた!という感じですが
お別れのときを考えると秋の寂しさが倍増します。


休憩のとき
「最後建具が入るときはぼくら大工はおらんからどんなんかなぁ」と
ちょっと寂しげに言っておられたので
ますますキュンときてしまいました。



設計の仕事すると
お施主さんともしまいには親戚のごとく感じられますが
大工さんはじめ職人さんとも部活みたいになってしまう私です。


職人さんの休憩時の
かなりどうでもいい日常のお話も忘れがたい。
クイズ番組のファイナルステージで
出演者、家族のだれもが答えられなかった
「鉋」がカンナだと正答できた話とか。
さすが大工さんだね。


先生業の方々の中ではかなり浮いてしまって居場所の見つけづらい私ですが
職人さんにはかなりなつきやすいです。
今や、何の違和感もなくおつかいも頼まれます。


というわけで
短いお知らせのつもりがうっかり書いてしまいましたが
今日はペンキ屋さんの言ったとおり雨でした。
左官屋さんとペンキ屋さんの予報は100%ですね。
もはやこれは予言です。


ではでは!
また!